故郷に帰れない在日1世を対象として始めた介護保険事業は、時を越えて大きく変わり、2世を中心としたコミュニティの場として、引き続き必要とされ続けています。
片や、訴え続けてきた在日コリアンの無年金者の問題はその解決には程遠く、国民年金に加入できなかった同胞たちが高齢者になり、仕事がなくなり、その多くが生活保護を申請するという現実に直面しております。
※ハルベはおじいさん(ハラボジ)
ハンメはおばあさん(ハルモニ)の方言
2020年より独居やADL低下により日常生活の大変な方たちのために、夕飯の配食サービスを開始。
コロナ禍でも、差入れやボランティアによるレクリエーションなど、皆様の暖かい支援が絶えることがありません。
今後は、介護保険外の生活支援を視野に入れた支援体制の構築に取り組んでいきたいと考えています。
在日の障がい者とその家族で構成されるあいちムジゲ会は2020年に発足20周年を迎えました。
外国人と障がいという2重のハンデを背負って力強く活動するあいちムジゲ会は現在、同胞社会に向けて障がいの現状の最新情報を発信し続けています。
障がいの問題を当事者だけが考えるのではなく、
「ともに考える。共生する」を目指しています。
3名の社会福祉士、3名のケアマネジャー、7名の介護福祉士を輩出したコリアンネットあいちは、今後も福祉に関わる専門職者の育成に努めていきます。 また同胞社会に向けた福祉の有益な情報提供や、法人が持つネットワークを活用した優秀な人材によるセミナーやシンポジウムを、日本地域社会に向けて堂々と発信してきました。 昨今大きな課題として民族学校の保健教育にも携わってきました。 子どもたちの健全な生活や心の成長に求められる情報の提供や取組みも行っています。
愛知県は東京都の次に外国人が多く住んでいる地域です。
巷ではよく「多文化共生」ということばを聞きますが、我々は自身の歴史や文化の発信と共に、地域の外国人支援団体とのつながりも多く、連帯して外国人支援の一端を担っているものと自負しております。
みんなが安心して暮らせる地域社会を目指します。
» 過去ログ
団体名及び代表者名 | NPO法人コリアンネットあいち 南 洋二 | |
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認定 | 2003年6月4日 愛知県にて認証 | |
登記 | 2003年6月10日 | |
貢献する活動内容 | 医療・福祉増進、子どもの健全育成、人権擁護・平和推進、 社会教育推進、国際協力、学術・文化・芸術・スポーツ振興、まちづくり |
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高齢者支援事業 |
要支援の方々へのサービスなどを行なってまいりました。 |
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障がい者支援事業 | 同胞障がい者と家族、ボランティアが集うあいちムジゲ会への支援
-年2回のイベント企画 -ボランティア育成:愛知朝鮮中高級学校での福祉セミナー開催 など |
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子育て支援事業 | アイデンティティーを育むためのKOREA-子どもたちの遊びの広場事業、ウリハッキョ(民族学校)保健教育支援ネット事業 | |
国際交流 | 多文化ネット「クミヨ(夢よ)」事業との連携(ハングル講座の運営) 2020年4月8日 ハンメの食卓OPEN ①民族学校への給食の事業を目指す ②高齢者向けの介護保険外サービスとして配食事業を展開する ③日本地域社会にコリアンの食文化を伝える |
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社会教育事業 | ボランティアネットワーク ポラム(生きがい・やりがい)ティア事業 |
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団体本部 | 〒462-0825 名古屋市北区大曽根4丁目6番60号 | |
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