特定非営利活動法人コリアンネットあいちは、一貫して愛知県内の在日コリアンの障がいを抱える方々の活動支援を行っています。
あいちムジゲ会とは、
昨年20周年を迎えた団体ですが、同胞障がい者とその家族、ボランティアのみんなで構成された団体で、愛知県内の在日コリアンの障がい者たちをつなぐネットワーク的な役割を果たしています。
発足当時は、在日コリアンであることに加え、障がいを持っていることが社会生活において2重のハンデを背負っていると考えられておりましたが、日本の社会において福祉が浸透されていくとともに、在日コリアンの障がい者とその家族も、同じ境遇の人たちが集まって、悩みや相談をし合い、福祉サービスに関する情報交換、当事者や家族、ボランティアたちの交流を盛んに行いながら今日に至ります。
家族交流BBQ
15周年記念イベント
総会
発足当時は家族とボランティアの交流がメインだった団体の活動は、次第に生活支援に必要な専門知識を必要とされ、
現在は講演会や勉強会をしたりと変化しつつあります。
昨年はコロナ禍でも地道にオンライン会議を重ね、あいちムジゲ会発足20周年を記念して、
その沿革を整理し記念冊子の発行に至りました。
障がいは統計上、先天的なものより後天的なものが多いという事実からも、一般社会においても、
同胞社会においても決して他人事ではありません。
コリアンネットあいちとあいちムジゲ会は障がいの問題を「一緒に考える」、「共に生きる」をモットーに日々邁進しております。